サーバーを停電から守る。CyberPower UPSを導入しました【検証編】

はじめに

前回までの記事では、CyberPower UPSの導入から設置、Windows Serverとの連携設定までをご紹介しました。

今回はいよいよ実際に停電を想定した検証を実施します。

「本当に安全にシャットダウンできるのか?」

システム運用では、この確認が最も重要です。
実際の停電を再現し、サーバーやネットワーク機器がどのような動作をするのかを確認しました。

今回の検証では、停電時のバッテリー運転、自動シャットダウン、電源復旧後の正常起動まで、すべて問題なく動作することを確認できました。

検証環境

今回テストした環境は以下の構成です。

停電時間が短い場合はバッテリーで運用を継続し、長引く場合だけ安全にシャットダウンする設定です。

停電試験開始

UPSの商用電源プラグをコンセントから抜き、停電状態を再現しました。

すると、すぐにUPSから警告音が鳴り、
UPSから断続的なアラーム音が鳴り、停電が発生したことを知らせます。

となりました。

サーバーはそのまま稼働を続けており、利用者から見ると停電はほとんど分からない状態です。

まさにUPS本来の役割です。

自動シャットダウン

設定していた5分が経過すると、
Hyper-V上で稼働していた仮想マシンが正常に停止し、
Windows Serverが自動的にシャットダウンを開始しました。
続いて、サーバー本体も安全に電源が切れました。

仮想マシンから順番に停止処理が開始され、その後Windows Server本体も正常にシャットダウンしました。

強制終了ではなく、通常のシャットダウンとして終了したため、データ破損の心配もありません。

この瞬間、「設定が正しく動作した」と安心できました。

電源復旧

商用電源を復旧すると

となりました。

その後サーバーを起動し、

すべて正常に復旧。

エラーも発生せず、導入前に想定していた運用が実現できました。

停電前と同じ状態まで自動的に復旧し、業務システムも通常どおり利用できることを確認しました。

導入して感じたこと

中古で導入したUPSでしたが、今回の検証では非常に安定した動作を確認できました。

特に安心できた点は、

という点です。

サーバーを24時間運用するのであれば、UPSは「あれば便利」ではなく、「あって当たり前」の設備だと実感しました。

まとめ

今回、CyberPower UPSを導入し、

まで一連の検証を完了しました。

停電はいつ発生するか分かりません。

しかし、事前に対策し、実際に検証まで行っておけば、万が一の際にも安心してサーバーを任せることができます。

今後もOnirでは、実際に検証した内容をもとに、サーバー運用やシステム開発に役立つ情報を発信していきます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

今回の3回シリーズでは、

①UPS導入
②設置・設定
③停電試験

まで、実際の導入から検証までをご紹介しました。
今後もOnirでは、サーバー運用やシステム開発に役立つ情報を、実機検証を交えながら発信していきます。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール